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〒352-0025 埼玉県新座市片山3丁目4−32

LC/MS 用ロボットイオン源TriVersa NanoMate

nano ESI スプレイとロボットを組み合わせた LC/MS 用ロボットイオン源

                                             
TriVersa NanoMate は、殆どのMSメーカーのLC/MSに接続することができます。

特徴:*Infusion mode では、微量サンプルを長時間スプレイすることが可能(MSの積算能力を使い、微弱でノイズ
    に隠れていた小さなピークをはっきりとしたたピークとして認識することが可能性があります。
   *On-Line Fraction mode では、コンベンショナルLCを使い、MSへナノ・スプレイを行いMS分析と同時に
    本体内のロボットがサンプルプレート(96/384 well Plate )にフラクションすることができます。フラク
    ションされたサンプルとMS分析データの核ピークの位置はリンクしているので、どのピークが何処のウェル
    にフラクションされているかが分かります。その為、MS/MS分析以上の分析を行う場合には、フラクション
    されたサンプルをInfusion mode で長時間スプレイすることで、今までLCから送られて来ている短い時間し
    MS/MS分析できなかったのが、時間を気にすることなくMS/MS分析を行うことが出来るようになりました。
   *TriVersa NanoMate のスプレイは全て、ナノ・スプレイです。特別に開発されたナノ・スプレイ用ノズル
    ESI-Chip を用いることで、サンプル間のコンタミ、キャリーオーバーを完全にゼロ(0)にすることができ
    ます。ESI-Chip には、ナノ・スプレイ用ノズルが400本有り、サンプルごとに毎回新しいノズルとサンプルを
    取る為の導電性ピペットチップを使用します。この為、サンプル間のコンタミ、キャリーオーバーをゼロに
    する事が可能になりました。

    ESI-Chip は、下記の3種類のノズルサイズが用意されています。目的に合ったESI-Chip をお使い下さい。


                 



        


   Infusion Mode では、サンプルをプレート(96 / 384 well )にセットし、ロボットが導電性ピペットチップを   用いてESI-Chip のノズルを通してMSへ長時間スプレイします。
               


   On-Line Fraction mode では、コンベンショナルLCから送られてきた分離後のサンプル溶液をTriVersa
   NanoMate に内蔵されたスプリッターでナノ流量にしてからMSへESI-Chip を通してスプレイします。
   この時に、スプリットされた殆どの溶液は、サンプルプレート( 96 / 384 well Plate )にフラクションされ
   ます。フラクションされたサンプルの位置とMS分析データはリンクしているので、MSデータの各ピークが
   どのウェルにフラクションされているかが分かります。MS/MS以上の分析を行う場合には、MSデータから
   目的のピークに相当するウェルからInfusion mode で長時間スプレイを行いMS/MS分析が簡単に、また、時間
   を気にすること無く分析が行えます。


           


    TriVersa NanoMate の長時間スプレイは、下記の様にMSのデータ積算能力を利用することで、s/n を大幅に
    向上させることができます。その結果、短時間のMS分析では微弱なピークがノイズに隠れて認識出来なかっ
    た様な小さなピークをはっきりとしたピークとして認識することができる可能性が大幅に向上しました。


   
データ積算1分間            データ積算5分間         データ積算40分間

    データの積算時間を長くすることで、ノイズレベルが大幅に少なくなり、隠れていた微弱なピークを
    認識できました。


    詳しくは、カタログをご覧いただくか、お問い合わせください。

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