LESA ( Liquide Extraction Suface Analysis )

病理凍結切片などから抽出溶媒を用いて直接サンプル抽出しMS分析可能

LESAは、TriVersa NanoMateのアップグレードキットです。　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　※2015年6月にアメリカ　セントルイスで開催されるASMSにて、LESAの新しいソフト
　　　　　　　　　　　ウェアーを発表予定。今までは、できなかった病理凍結切片等から抽出したサンプルを
　　　　　　　　　　　nan LC システムへインジェクションすることで、より優れた分析が可能となります。

　　　　　LESA（Liquide Extraction SUrface Analysis ) はTriVersa NanoMate のアップグレード
　　　　　　　　　　　　　キットです。
　　　　　　　　　　　　　TriVersa NanoMate Infusion mode の優れたスプレイ技術の微量サンプルを長時間スプ
　　　　　　　　　　　　　レイできることを利用して、病理凍結切片等のターゲット箇所へTriVersa NanoMateの
　　　　　　　　　　　　　ロボットが導電性ピペットチップを使い、抽出溶媒を数μL取りピペット先端に１μL程度
　　　　　　　　　　　　　の液適を作り、左写真の様にサンプルの表面と接触させることで化合物や、代謝物等の
　　　　　　　　　　　　　目的物を液滴の中に抽出し、MSへInfusion modeで長時間スプレイすることで、MS分析
　　　　　　　　　　　　　が行えます。
　　　　　　　　　　　　　分析サンプルは、病理凍結切片だけではなく平面状でLESA専用のサンプルホルダーに
　　　　　　　　　　　　　セットできれば、多種多様なサンプルをMS分析することが可能となりました。
　　　　　　　　　　　　　分析サンプル例としは、病理凍結切片、DBSサンプル、印刷物のインク等、MALDI-TOF
　　　　　　　　　　　　　分析後のターゲットに残ったサンプル、コンタクトレンズの表面に着いた汚れ等、様々な
　　　　　　　　　　　　　サンプルにMS分析を応用することが可能となりました。

　　　　　　　　　　